専門研修医
聖路加国際病院では、卒業3年次以降の医師を対象に行われる(いわゆる後期)研修を「専門研修」と呼び、専門研修プログラムで実地修練する医師を「専門研修医」あるいは「シニアレジデント」と呼んでいます。
| 卒後年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 聖路加における 学年の呼び方 |
J1 | J2 | S1 | S2 | S3 | S4 | F1 | F2 |
| 職位 | 研修医 ジュニアレジデントF2 |
専門研修医 シニアレジデント |
フェロー | |||||
| 所属プログラム | 研修プログラム | 専門研修プログラム | フェロー制度 | |||||
2012年度 専門研修医採用募集が始まりました。
募集要項にあります各科のプログラムをご参照の上、下記よりエントリー下さい。
専門研修を充実させるために ~病院全体でレジデント教育をサポート~
聖路加国際病院の卒後医師教育研修システムの歴史は古く、1933年にまで遡ります。戦前の唯一のレジデント教育病院であっただけでなく、一貫して独自のローテーションシステムに取り組んできました。その伝統で培われたノウハウを維持発展させるために、研修管理委員会を中心として、病院全体がレジデント教育をサポートする体制を築き上げています。
専門研修医は基本的に専門科を中心とした研修となります。しかし同時に病院全体の業務(病棟当直、救急当直など)を通して臨床医として幅広い知識を得、また他科との有機的な連携を目指したチーム医療の実践ができるよう、効率の良い研修環境を策定しています。また専門医を取得するのに他科研修が必要な場合でも、研修プログラムの作成調整を行い、専門医取得に必要な臨床環境を提供しています。
専門研修を2年以上経験することにより、その間に得られた経験(手術手技記録作成件数、サマリー作成数、業績など)を証明する専門研修証明書を発行しています。聖路加国際病院での豊富な経験を形あるものにすることで、次のステップへの新たな礎となります。
豊富なワークショップや講習会 ~病院を構成する約1,600名の職員の一人として~
4月に入職された全職員を対象に1泊2日の研修旅行を清里の清泉寮で行っています。入職当初の不安を抱えているのは医師だけではありません。多くの人と触れ合い、お互いの垣根を作らないチーム医療・コラボレーションの素地が形成される期間です。
院内では各種ワークショップ (臨床研修指導医のための教育ワークショップ、チャーティング・サマリーに関するワークショップ、人工呼吸器ワークショップ、RCAワークショップ、KAIZENワークショップなど)が多数開催されています。率先して参加することで個人のスキルアップだけでなく、チームやコ・メディカルをまとめるリーダーシップ能力も身に付けることができます。
全職種が参加する院内業績発表会「聖ルカ・アカデミア」では診療を行っていく上での発見や工夫、研究結果などあらゆる課題を発表することができます。コ・メディカルからの発表は常に医師へ多くのメッセージを投げかけてくれます。
また、院内で開催される中心静脈ライン挿入講習会、腫瘍学概論講習会、BLS講習会、QI (Quality Indicator)勉強会、緩和ケア研修会、英語カンファレンス、診療科を横断した合同勉強会などに参加することで、専門以外でも自分に必要な知識・能力を身につけることができます。
臨床研究の充実した支援体制
多数の専属スタッフから成る臨床疫学センターがあなたの臨床研究をサポートします。臨床研究に必要な文献検索の方法、統計手法の用い方など、講習会を多く開催しています。また個別の研究に対するサポートも随時行っています。一部希望者には一定期間臨床疫学を専門に学ぶ研修を提供もしています。
さらに、医療情報センターが電子カルテ診療データの後利用をサポートしていますし、全職員に院内ネットワーク上に個人用サイトがわり振られ、院外からでもネットワークにアクセスし利用することが可能で、効率的に仕事と研究を進めることができます。
国内から海外へ
専門研修医として身に着けた能力を基に、国内へ、海外へ羽ばたいてください。多くの聖路加国際病院OB、OGが、世界中至る所で暖かく迎えてくれるでしょう。時には被災地に駆けつけ、救護活動を行う災害時現地派遣チームへの参加も可能です。聖ルカ・ライフサイエンス研究所の研究・留学支援や、姉妹病院への留学などもぜひ活用してください。
| プログラム紹介 | 募集要項 | 診療科案内 |
|---|---|---|
泌尿器科コース |
泌尿器科 専門研修医要項をご覧の上、エントリー下さい。 |
泌尿器科 |
麻酔科コース |
麻酔科 専門研修医要項をご覧の上、エントリー下さい。 |
麻酔科 |
救急部コース |
救急部 専門研修医募集は締め切りました。 | 救命救急センター |
放射線腫瘍科コース |
放射線腫瘍科 専門研修医募集は締め切りました。 | 放射線腫瘍科 |
内科共通コース(S1~S2) |
内科 専門研修医募集は締め切りました。 |
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呼吸器内科コース(S3~S4) |
呼吸器内科 | |
血液内科コース(S3~S4) |
血液内科 | |
アレルギー・膠原病科コース(S3~S4) |
アレルギー・膠原病科 | |
腎臓内科コース(S3~S4) |
腎臓内科 | |
心療内科コース(S3~S4) |
心療内科 | |
感染症内科コース(S3~S4) |
感染症内科 | |
神経内科コース(S3~S4) |
神経内科 | |
循環器内科コース(S3~S4) |
循環器内科 | |
内分泌代謝内科コース(S3~S4) |
内分泌代謝内科 | |
消化器内科コース(S3~S4) |
消化器内科 | |
一般内科コース(S3~S4) |
一般内科 | |
緩和ケア科(内科共通S1)コース |
緩和ケア科 | |
緩和ケア科(S2~S4)コース |
緩和ケア科 | |
放射線科コース |
放射線科 専門研修医募集は締め切りました。 |
放射線科 |
皮膚科コース |
募集はありません。 | 皮膚科 |
消化器外科コース |
消化器・一般外科専門研修医募集は締め切りました。 |
消化器外科 |
胸部外科コース |
募集はありません。 | 胸部外科 |
心臓血管外科コース |
募集はありません。 | 心臓血管外科 |
小児外科コース |
募集はありません。 | 小児外科 |
乳腺外科コース |
乳腺外科 専門研修医・フェロー募集は締め切りました。 |
乳腺外科 |
形成外科コース |
募集はありません。 | 形成外科 |
整形外科コース |
募集はありません。 | 整形外科 |
脳神経外科コース |
募集はありません。 | 脳神経外科 |
耳鼻咽喉科コース |
募集はありません。 | 耳鼻咽喉科 |
眼科コース |
眼科 専門研修医募集は締め切りました。 |
眼科 |
産婦人科コース |
産婦人科 専門研修医募集は締め切りました。 |
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小児科コース |
小児科 専門研修医募集は締め切りました。 |
小児科 |
精神科コース |
募集はありません。 | 精神科 |
麻酔科(標榜・認定医)コース |
募集はありません。 | 麻酔科 |
病理診断科コース |
募集はありません。 | 病理診断科 |
専門研修医用履歴書
応募の際は、こちらをご利用ください。
診療科の特徴
それぞれの診療科の特徴については、診療科案内をご覧ください
福井 次矢 (聖路加国際病院院長)
当院での教育指導体制は、すぐ上の先輩が後輩を教える屋根瓦方式を取っています。この体制を強化するために、私が院長に赴任した2005年より、「専門研修医」と呼んでいる卒後3年目以降の研修医師を2倍に増やしてきました。専門研修医を増やすことで、初期研修医への研修内容が充実し、ベテランの医師にもよい影響を与えています。専門研修医の採用は、初期研修時から当院にいた医師も、他院から来る医師も同じ基準で行っており、当院出身だからといって優遇はしておりません。いままでの文化に固執することなく、他院で研修を受けた医師から外部の優れた文化を取り入れることによって、医療の質を高めていきたいと思っています。
当院は1902年米国聖公会の宣教医師ルドルフ・トイスラー博士が開設した診療所に端を発し、今日まで発展してきた国際病院です。当院が日本で最初に導入した米国式インターン・レジデント制度のもと、アメリカ医学の導入を積極的に行ってきているのも当院の特徴です。急性期高度医療から予防医療まで、全体的に高いレベルを維持しています。病床数が520床の病院ですが、医師が300名・看護師が700名以上と、日本の他の多くの病院の約2倍のスタッフにより、当院の医療が支えられています。
市中病院で働く臨床医には、誰からも信頼される実力を身につけようとする強い意欲を持つ必要があります。当院は100余年の歴史があり、日本国内でも比較的恵まれた環境にある病院ですが、それに安住することなく、開拓心を持ち、学んでいただきたい。
私達とビジョンを共有し、共に歩みを進めていただける新たな仲間を、心から歓迎します。
山野 泰彦 (内科専門研修医)
内科専門研修は1年目に混合病棟配属となり内科全般の疾患を経験し、それを踏まえ2年目で約4か月間病棟長に任命され、35床を切り盛りするのが特徴です。病棟長はスタッフのバックアップを得ながら行いますが、患者の把握能力、対処能力、責任感が向上する絶好の時期となります。また救急・外科を始め各科の垣根が低く様々な患者に対処する機会が多いことも特徴の一つで、患者を体系的に捉えることが出来るようになります。病棟長を終えた研修医は、希望の専門科での研修に進み、豊富な症例を経験しながら次の段階に進むべく多方面での活動を行います。貴重な経験・出会いの出来る当院で切磋琢磨し、共に頑張りましょう。お待ちしています。
須藤 一起 (消化器・一般外科専門研修医)
当院は総合病院として消化器外科、心臓血管外科、胸部外科、小児外科、乳腺外科といった外科系の専門科が充実しており、各科をローテーションすることにより外科専門医に向けて十分な教育をうけ、臨床実地の経験を積むことができます。
指導医の指導をうけながら当院では専門研修医は臨床のまさに最前線で中心となり診断、治療に当たることができ、臨床能力をどんどん身につけることができます。当院で得た経験は非常に大きな価値があると思います。
国内外の学会への参加機会も多く、充実した院内カンファレンス、立地的にも院外での勉強会などへ参加しやすいことなど、向上心さえあれば自分が望んだ勉強ができる環境にあります。
本間 洋輔 (救急部専門研修医)
当院の救急部専門研修では、ERと病棟を並行しながら経験を積みます。38の診療科を持つ総合病院でありどの科も救急医療に対する理解があるため、幅広い1次~3次救急を研修することができます。また、蘇生後、中毒、多発外傷などの集中治療領域も救急部が担当しており、自ずと幅広い経験を積むことができます。
当院は、救急専門医は勿論救急指導医や集中治療専門医の資格も取得可能な環境にもなっており、屋根瓦式に受け継がれる現場教育や臨床疫学センターでの論文・研究サポート等、教育体制にも自信があります。
救急医として、幅広い経験を積みたいやる気のある先生方、是非お待ちしております。