初期研修医
当院は「基幹型臨床研修指定病院」に指定されています。臨床研修指定病院とは、厚生労働省が定める基準を備えた病院で、日本全国に1,059の指定病院があります(平成22年9月現在)。他の病院又は診療所と共同して臨床研修を行うのですが、基幹型臨床研修指定病院とは、その当該臨床研修の管理を行う役割をもっています。当院は38の研修協力施設と共同して臨床研修を行っています。
当院では、卒業1年次及び2年次の必修研修プログラムで研修する医師を「研修医」或いは「ジュニアレジデント」と呼んでいます。
| 卒後年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 聖路加における 学年の呼び方 |
J1 | J2 | S1 | S2 | S3 | S4 | F1 | F2 |
| 職位 | 研修医 ジュニアレジデントF2 |
専門研修医 シニアレジデント |
フェロー | |||||
| 所属プログラム | 研修プログラム | 専門研修プログラム | フェロー制度 | |||||
将来専門とする分野に拘わらず、
幅広い病態・疾患に対応できる医学知識・技量を基盤に、
キリスト教の愛の心をもって
患者・家族の価値観に配慮した、高度な医療チームの一員として
医療を実践できる能力を身につける。
人にしてもらいたいこと思うことは、あなたがたも人にしなさい
聖路加国際病院の医療の基本精神は創業者Rudolf B.Teusler博士の姿勢を機軸として打ち立てられ、創設1902年以来100年を越える歴史の中で培われてきたものです。
その精神は医師卒後教育にも深く浸透しています。あくまでも患者を全人的にとらえ、尊重と敬愛の念をもってサービスを行う、という位置づけ。これを常に医療の実践の軸に据えること。口先だけではなく、日常的診療の中ににじ み出る姿勢にまで培うこと。これが初期研修医教育の中で、技術的な熟達や知識、判断力の修得に 先んじて、なによりも学び取っていただきたいものです。
医学部を卒業して医師になろうとする研修の徒にとって、この精神、そこから出る雰囲気を感じ取り、 知らず知らずのうちに身につけてゆけることがもっとも重要でしょう。そして、これこそ、”聖路加イズム”であり、わたくしたちが誇りに思うものです。
全人的医療のためのコラボレーション
聖路加国際病院は聖路加看護大学と密接に関連しており、同学卒業生が看護を学び、習得する教育の場としても重要な位置づけを持っています。
意欲に満ち、すぐれた看護部によるケアと医療側との 対等で密接な共同(コラボレーション)、コ・メディカル部門との協調、各専門科間の円滑なコンサルテーションなど、高度化する急性期医療の実践には、コラボレーションは欠くことのできないものです。
患者を軸として展開される、こうした位置づけでの日常的チーム医療の実践。暖かい雰囲気の中にも緊張感ある連携のあり方を、研修医の方々にはしっかり学んでいただきます。
大学医局からの独立性、出身校に拠らない医局運営
当院の各専門科の(教育)担当(部長あるいは医長)の出身大学は、多岐にわたっており、全科において大学医局から独立した運営がなされています。
聖路加のレジデントを経て専門研修→他院での研修あるいは留学による研鑽→当院での責任ある立場での医員として仕事をしている場合がほとんどです。当然の事ながら学閥も存在しません。レジデントの出身校も同様に実に様々です。
教える側も、学ぶ側もともに出身校にこだわらず先入観を持たず、あくまで個人の医療姿勢、人としての患者への対応、誠意、協調、努力、そして技量と技能によって綜合評価し、される、という環境の中で卒後教育が行われています。
研修管理委員会---レジデントの教師兼親代わり
聖路加国際病院の精神 (聖路加イズム) 聖路加国際病院の卒後医師教育研修システムの歴史は古く、1933年にまで遡ります。その伝統で培われたノウハウを維持発展する元締めとして、当院の研修管理委員会は、病院の多くの活動の中で最も主軸的な位置づけで運営されている組織の一つです。
研修管理委員会はレジデントの採用、カリキュラムの策定、各科ローテーションにおける多面的評価と定期、および必要時の面接、さらには進路面接による指導を実施し、2年間の前期研修過程の終了 時近くに行われる研修医業績発表会の主催(優秀者4名の表彰)、ベスト・セカンド・イヤー・レジデント の選出および表彰などの活動も行って常時レジデントを鼓舞鞭撻し、時には慰め、悩みを聞くなど、通 年にわたる密接的活動をしています。寮生活の後援や指導も含め、いわばレジデントたちの教師兼親代わり的役割を担っています。
一方通行ではよい教育は出来ない、との考えから、レジデント側もローテーション科の指導者や指導体制について評価をする制度があり、これを研修管理委員会として真摯に受けとめて次の教育に生かすようフィードバックしています。月に1回開催されるレジデントミーティングで生の声を聞くことも当委員会の大切な仕事と位置づけています。
当院の卒後医師研修システムの歴史
- 1933年(昭和8年)の病院新築と同時に、米国式インターン、レジデント教育制度および中央臨床検査室のシステムを日本で最初に導入したのが当院でした。
- 1949年(昭和24年)には厚生省からインターン実習病院の指定を受けました。以降、毎年10人内外のインターンを受け入れました。
- 1952年(昭和27年)、虎ノ門病院、国立東京第一病院(現・東京国際医療センター)と毎月1回合同CPC(臨床病理検討会)をもつようになりました。異なる病院が合同してこのようなカンファレンスを行うことは、それまでの日本ではみられなかったことです。
- 1967年(昭和42年)に厚生省指導により卒後2年間の研修医制度が発足しました。
- 1990年(平成2年)から、当院では独自のスーパーローテーションシステムによる2年間の前期研修と、それに続く後期のレジデント教育制度を採用しました。これが実質上、日本の卒後医師研修過程のモデルとなりました。
- 1992年(平成4年)5月、520床の新病院(現在のもの)とともに、大学病院並の全科を備える民間教育病院としての位置づけになりました。これまでの一連の教育には、当院の指導医のほか、我が国最高の各方面の臨床教育指導教授を顧問として招き、また米国から随時現役の臨床教授を招聘し、教育指導の強化に努めてきております。
研修協力施設
研修医(ジュニアレジデント)は2年次になると訪問看護ステーションと中央区内の協力施設で研修を受け、希望者は中央区外の施設でも研修することができます。38の研修協力施設は下記の通りです。
〔長谷川病院、海上寮療養所、中央区保健所、中央内科クリニック、エー・ジー・イー牧田クリニック、荒川医院、
すぎやま整形外科、真山クリニック、高尾クリニック、銀座プリマ・クリニック、八丁堀医院、あさの皮フ科、
小川皮膚科・泌尿器科診療所、杉野内科クリニック、月島クリニック、銀座ウィメンズクリニック、木挽町医院、
ほそのレディースクリニック、小坂こども元気クリニック、小池医院、名倉整形外科、藤井隆広クリニック、
中央みなとクリニック、国立保健医療科学院、新潟県立六日町病院、佐渡総合病院、新潟県立松代病院、
パナウル診療所、阿久根市民病院、垂水中央病院、東埼玉病院、三重県立志摩病院、紀南病院、町立南伊勢病院、
尾鷲総合病院、上五島病院、対馬いづはら病院、奥州市国民健康保険まごころ病院〕
2013年度 臨床研修医募集 および 歯科医師臨床研修医募集が始まりましたら、こちらに募集要項・スケジュールを掲載いたします。
以下の掲載は、2012年度 募集要項・スケジュールになりますのでご参考にしてください。
聖路加国際病院 2012年度 臨床研修医募集
応募資格
2011年(平成23年)実施の医師臨床研修マッチングに参加される方
※内科系・外科系・小児科系プログラムは、第一志望者のみで選考を行っています。
研修規定
医師法による前期研修2年、1年毎の契約更新とする。引き続き専門研修コースを希望する場合は、当院規定に従い各科専門研修について契約する。
| 研修プログラム名称 | プログラム番号 | 募集人数 |
|---|---|---|
| 聖路加国際病院ジュニアレジデンシー内科系プログラム | 030179022 | 10 |
| 聖路加国際病院ジュニアレジデンシー外科系プログラム | 030179023 | 10 |
| 聖路加国際病院ジュニアレジデンシー小児科プログラム | 030179020 | 2 |
| 聖路加国際病院ジュニアレジデンシー産婦人科プログラム | 030179021 | 2 |
| 研修プログラム・PDFファイル | 内容 |
|---|---|
| 聖路加国際病院ジュニアレジデンシープログラム・概要 | 2011年度研修の概要になります |
| 聖路加国際病院ジュニアレジデンシープログラム・必修 | 必修(内科・外科・産婦人科・小児科)説明 |
| 聖路加国際病院ジュニアレジデンシープログラム・地域 | 地域医療研修の説明です |
| 聖路加国際病院ジュニアレジデンシープログラム正誤表 | 正誤表です、参照ください |
2012年度プログラムの詳細は、下記のホームページをご参照ください。追って更新します。
- 「臨床研修病院ガイドブック2012年度版を公開しました。」
- 「臨床研修病院ガイドブック2012掲載」→「掲載病院一覧」→「聖路加国際病院」
もしくは
- (左上)臨床研修プログラム閲覧→「聖路加国際病院」
処遇
- 給与:
1年目 360万円/年
2年目 372万円/年
(2年目については当直手当を別途支給;当直は2年目から月平均4.5回)・研修期間中は全寮制(月額30,000円)
・社会保険に加入:定期健康診断年1回:病院賠償責任保険有り
当院は新医師臨床研修制度のマッチングに参加しています。
応募手続
先ずはエントリーをして下さい。web上で登録をお済ませのうえ、必要書類をそろえて郵送にてご応募下さい。
またweb上によるSPI性格適性検査の事前実施をお願いします。詳細はweb登録されたPCメールにてお知らせ致します。
応募書類
当院指定・履歴書 * 受験番号の部分は空欄のままで提出してください。
- 指定の履歴書はA4サイズで印刷してください
- 推薦状(規定の書式はございません、上限2名分まで)
- 成績証明書、卒業見込証明書
- CBT(Computer Based Testing)写し可
エントリー〆切・応募書類〆切
2011年8月10日(水曜日) 必着
試験日
2011年8月27日(土曜日)
試験会場
聖路加国際病院内において
採用の流れ(予定)
研修医採用試験:8月27日(土曜日)
- 8:30am 集合
- 09:00 筆記試験
- 12:30 筆記試験合格発表
- 13:00 筆記試験合格者のみ 面接
- 18:00 終了予定
(以上のスケジュールには若干の変更の可能性があります。)
↓
マッチング希望順位登録開始:9月15日(木)
↓
マッチング中間公表:9月29日(木)
↓
マッチング順位登録追加修正の最終締切:10月13日(木)
↓
オンラインによる組み合わせ決定発表:10月27日(木)
↓
仮契約
聖路加国際病院 2012年度 歯科医師臨床研修医募集
応募資格
2011年(平成23年)実施の歯科医師臨床研修マッチングに参加される方
研修規定
歯科医師法による前期研修2年、1年毎の契約更新とする。
| 研修プログラム名称 | プログラム番号 | 募集人数 |
|---|---|---|
| 聖路加国際病院 歯科臨床研修プログラム | 050117002 | 1 |
処遇
- 給与:
1年目 360万円/年
2年目 372万円/年
(2年目については当直手当を別途支給;当直は2年目から月平均4.5回)・研修期間中は全寮制(月額30,000円)
・社会保険に加入:定期健康診断年1回:病院賠償責任保険有り
当院は新医師臨床研修制度のマッチングに参加しています。
応募手続
先ずはエントリーをして下さい。web上で登録をお済ませのうえ、必要書類をそろえて郵送にてご応募下さい。
またweb上によるSPI性格適性検査の事前実施をお願いします。
応募書類
- 推薦状(規定の書式はございません)
- 成績証明書、卒業見込証明書
- CBT(Computer Based Testing)写し可
エントリー〆切・応募書類〆切
2011年8月10日(水曜日) 必着
試験日
2011年8月27日(土曜日)
試験会場
聖路加国際病院内において
採用の流れ(予定)
研修医採用試験:8月27日(土曜日)
- 8:30am 集合
- 09:00 筆記試験
- 13:00 筆記試験合格発表
- 13:30 面接
- 面接終了者から帰宅
(以上のスケジュールには若干の変更の可能性があります。)
↓
マッチング希望順位登録開始:9月6日(火)
↓
マッチング順位登録追加修正の最終締切:10月4日(火)
↓
オンラインによる組み合わせ決定発表:10月18日(火)
↓
仮契約
問い合せ
お問い合せは以下まで,電子メールにてお願いします。
研修プログラムについてのお問い合わせ
-
教育.研究センター Email:
応募手続きについてのお問い合せ
-
人事係 Email:
当院で初期研修を希望される皆さんに向けて、各方面からのメッセージを掲載していきます。
院長 福井 次矢
教育指導体制は、先輩や後輩の間で教えあう屋根瓦方式を取っていますが、体制を強化するために、私が院長に赴任した2005年より、当院では「専門研修医」と呼んでいる卒後3年目以降の研修医師を2倍に増やしてきました。専門研修医を増やすことで、研修医への指導内容が充実し、ベテランの医師にもよい影響を与えています。専門研修医の採用は、卒後研修時から当院にいた医師も、他院で卒後研修を行った医師も同じ基準で行っていて、当院出身者を優遇することはしておりません。これまでの文化に固執することなく、他院の優れた文化を取り入れることによって、医療の質を高めて行きたいと思っています。
当院は1902年米国聖公会の宣教医師ルドルフ・トイスラー博士が開設した診療所に端を発し、今日まで発展してきた国際病院です。日本で最初に導入した米国式インターン・レジデント制度をはじめ、アメリカ医学を先陣切って行っています。急性期高度医療から予防医療まで、全体的に高いレベルを維持しています。病床数が520床の病院ですが、医師が300名以上、看護師が700名以上と、日本の他の多くの病院の約2倍のスタッフにより当院の医療が支えられています。
当院のような市中病院で働く臨床医には、誰からも信頼される実力を身につけようとする強い意思を持つ必要があります。当院は100余年の歴史があり、日本国内でも恵まれた環境にある病院ですが、それに寄りかかることなく、独立心を持ち、学んでいただきたい。
私達とビジョンを共有し、共に歩みを進めていただける新たな仲間を、心よりお待ちしております。
研修管理委員会 石松 伸一 (救急部 部長)
患者さんはもとより医療チームのメンバーとも良好なコミュニケーションがとれ、正しい診断・治療が行える医師になることが臨床医を志す者の課題です。とくに初期臨床研修では基本的技能の修得のみならず、医師・研究者としての基本姿勢や診療態度が養われる重要な時期でもあります。当院はキリスト教精神に 基づいた全人医療の実践と米国式レジデント教育を最初に導入した実績があり、チーム医療に参加しながら救命救急センター(1次~3次)から緩和ケアにいたるまで、幅広いプライマリーケアの臨床研修が可能です。また研修医といえども安全で適切な医療を実施することが求められています。各種シミュレーターを備えたシミュレーションラボも設置されており、安全で有意義な研修の場を提供します。誠実で意欲のある諸君の応募を歓迎します。
研修管理委員会 佐藤 エキ子 (副院長・看護部長)
1960年代に発表されたステインの論文「医師‐看護師ゲーム」に、当時の医師と看護師の関係は、いわゆるヒエラルキーの関係であり、看護師は医師の指示にもとに動いていたと記されています。その20年後の1980年代にステインは再度調査研究を行い「医師‐看護師ゲーム再び」という論文を発表し、そこではもはや医師と看護師は対等な関係にあると指摘しています。
聖路加国際病院は、設立当初からチーム医療を大切にしてきました。「チーム医療論」によるとチーム医療を成功させるには、お互いの専門性を尊重し、かつ対等な関係にあることが条件とされています。その面では聖路加国際病院は早くから医師と看護師はほぼ対等な関係にあるものと信じています。研修医と看護師は常時患者さんのそばにいます。お互いに情報交換を密に行い、必要時にディベートしたりなどをして、患者さんのQOLの向上を目ざして刺激し合う理想的な関係にあると考えています。時には研修医がナースマネジャーや中堅の看護師から厳しく指摘される場面もありますが、それも患者さんのことを第一に考えてのことだからと理解していただければ幸いです。
私は、聖路加国際病院で長い間勤務していますが、当院の良さは、職員全員が聖路加に誇りを持って働いていること、学習意欲が高いこと、そして何よりも職員個々が患者さんに良い医療を提供したいと考えていることにあります。聖路加国際病院は一般病院であります。一般病院ならではのあたたかい医療、患者さんに寄り添った看護サービスを提供しています。
私は、研修医の皆様には、決して頭でっかちになることなく、心豊かでやさしい医師を目ざしてほしいと思います。医療従事者にとって理論・研究は必要ですが、それ以上に患者さんに教えられることのほうがはるかに大きいと考えています。
研修管理委員会 後藤 一美 (薬剤部 部長)
当院で研修すること、そこには色々な意味、目的があると思いますが、最新の医療、知識、技術の習得は勿論の事、その最も優れている点の一つが「チーム医療の実践」にあるのだと思います。まさに、医師だけのチームワークではない、多職種がそれぞれの専門性を活かして全人的医療に取り組む。この事を体感し、より高い達成感を味わった研修医の皆さんは、一生を通した医師としての自信を身につけることになると思います。
過去において薬剤師は、問い合わせで電話をしてくる小うるさい存在、こっちは目の前の患者さんの処置で忙しいのに……、と研修医の皆さんに思われていたのではないでしょうか。
今、薬剤師もベッドサイドにできるだけ多くの時間を費やすように頑張っています。文字通りチームの一員として直接、顔と顔を合わせて患者さんに取り組むことが多くなってきました。
大切なのは相互理解です。色々な人、職種の考えを互いに尊重し、そして最善の医療が提供できるように導く。頭で理解しているより実践することが大切で、その事が当然のように行われる当院で、是非、医師としての最初の研鑽を積んで頂きたい。それは、やがて日本中の、いや世界中の病院で活躍される皆さんの大きな礎となるでしょう。
内科チーフレジデント 藤井 健夫
臨床研修制度 聖路加にしかない三つのもの
新臨床研修制度が始まりいずれの病院もそれぞれの特徴を生かした制度を確立しようとしています。そんななかで「聖路加にしかない三つのもの」をご紹介いたします。
一つ目は「長い歴史の中で築き上げられた屋根瓦式の教育制度」
当院では、新臨床研修制度が始まる何十年も前から当院独自の研修制度が確立していました。現在行われている研修制度もそのころからのシステムに基づいています。内科における「屋根瓦式の教育制度」は、一人の患者さんに対して1年目研修医、2年目研修医、病棟長(3年目以上の専門研修医)、指導医と最低でも4人が担当医として関わることによって成り立ちます。2年目研修医は1年目研修医の教育、病棟長は病棟全体のとりまとめと2年目研修医の教育にあたります。病棟患者への対応は、指導医からのフィードバックを受けますが、基本的には病棟長以下病棟医に任されます。
研修医は来年以降の自分が置かれる立場を目の当たりにしながら日々の研修を続けることになり、それが自分自身への強い刺激になるのです。とても長い歴史に基づいた屋根瓦式の教育制度は当院ならではのものでしょう。
二つ目は、「東京という立地を生かした院内、院外カンファレンスの充実」
院内で開かれるカンファレンスの数は内科だけでも月に30以上あります。また、都心にある病院というメリットを生かして院外の数多くのカンファレンスに参加することも可能です。多くの先輩医師、最先端で活躍する先生方のお話を直接聞くことのできる機会は、自分自身のMotivationを高く保ち続けるための秘訣と言っていいと思います。
三つ目は「チーフレジデント制度」
数多くの内科専門研修医のなかで数名が内科チーフレジデントに任命されます。内科チーフレジデントは、日中に内科系診療科に入院するすべての患者さんに対応するだけでなく、他診療科からのコンサルトの窓口にもなります。救急外来や内科外来など様々な場所から入院の相談を受け、病歴を聴取し、身体所見をとり、しかるべき診療科としかるべき入院病床を決定するのです。多くの相談が一度に来ることもあり、その緊急度、重症度を迅速に判断することが求められます。チーフレジデントに選ばれその業務を行うことも、当院の内科研修の魅力の一つになっています。
当院の研修は確かにとても魅力的ですが、でも決して「楽な研修」ではありません。当院の研修を続けるには、忙しく厳しい研修であってもやる気あふれる仲間と共に頑張っていこうという強い意志が必要だと思います。
外科系チーフレジデント 須藤 一起
医学生の皆様へ
当院での初期研修は長年の歴史の中で培われた研修環境のもと、素晴らしいスタッフと共に働き、学ぶことができます。
私自身も当院での初期研修を行い、とても良い環境で研修を行うことができました。そして、何よりも同期の研修医や、先輩方の意欲や力に刺激を受けて過ごすことができたことはこれからの財産になったと感じております。
当院のチーフレジデント制度は米国式インターン・レジデント制度を踏襲しております。チーフレジデントとして、主治医の監督の下で多くの患者の診察や治療にあたるとともに、研修医の指導に当たります。医学生へのメッセージに各科のチーフレジデントがコメントしていることも、当院でチーフレジデントが頼りにされる存在だということの表れだと思います。若い先生方が、しっかりとした指導環境の下に臨床現場の第一線で活躍できることは、当院での研修の特徴です。その分責任や仕事量も多く大変ですが、やりがいもとてもあります。
また臨床現場だけでなく、教育・研究センターを中心に臨床研究や勉強会などに関して多くのサポートを得ることもできます。
当院の研修環境について色々書きましたが、もし当院での研修に興味を持ったなら是非見学をして下さい。実際に見てわかることが沢山あるでしょうし、色々な先生に会って話をすると、自分の将来についても考えるきっかけになると思います。
救急部チーフレジデント 本間 洋輔
医学生の皆様へ
初めまして。聖路加国際病院救急部チーフレジデントの本間です。
初期研修を北九州市の健和会大手町病院で行い、後期より聖路加国際病院救急部で研修しています。当院救急部について、簡単ではありますが、説明いたします。
当院救急部の特徴について:当院の救急部の特徴として、救急外来(ER)と集中治療(ICU)の両方を研修できることがあげられます。
ERは1次から3次までの全ての症例(小児・産婦除く)が、救急部所属医師の管轄のもとに診療されているため、疾患の種類・重症度ともに豊富で多彩な症例を経験できます。walk in、救急車搬入数共に都内ではトップクラス、全国でも有数の患者数を誇っています。ちなみに2010年度は、救急外来患者数48,169人、救急車搬送数が7,641台でした。
集中治療室を含め救急部で管理する入院ベッドもあり、初療だけではなく蘇生後、多発外傷、中毒などの集中治療を初療後継続して学ぶ事ができます。
当院は教育に力をいれており、救急部だけでも一ヶ月でカンファレンス、レクチャー、症例振り返り会、抄読会あわせ20前後行っており、救急以外でも初期研修医むけに毎日複数の勉強会があります。
院内には各科スペシャリストがそろっており、それぞれが高いモチベーションで診療しています。救急に対しても理解が深く専門科コンサルトで迷うことはありません。また、コ・メディカルとも仲がよくストレスを感じることはありません。
当院初期研修医の救急部研修について
1年次はERに専従し、徹底的に初療について学びます。かならず救急部のスタッフのバックアップがある中で、walk in患者、救急車搬入患者ともに初療医として診察にあたって頂いています。自らが病歴聴取し、診察し方針を立てた上でスタッフとディスカッションをしつつ診療を行っていくため、スタッフとのディスカッションの中で救急診療についての考え方、対応の仕方が身につきます。また、手技も患者の皆様の不利益にならない範囲で、研修医が積極的に行っています。
2年次は選択となりますが、病棟中心に研修を行います。屋根瓦式診療チームの一員となり、救命救急センターの集中治療室を中心に、蘇生後、多発外傷、中毒などの救急疾患を初療のみでなく入院後も継続して診療にあたります。研修医の先生からの意見をふまえ、チームで治療方針についてディスカッションし決めていくため責任感をもちつつ集中治療の考え方が身につきます。手技もスタッフ監修のもと、研修医が積極的にやっています。
最後に
救急医療は医の原点であると思っています。将来どの科に進むとしても救急、急変時対応は必要です。
当院救急部での研修を通し、すこしでも身につくものがあればと思います。初期研修で幅広く救急が見たい方、集中治療も見たい方がいらっしゃいましたら是非一度見学に来て下さい。お待ちしております。
J2(内科系プログラム) 荻野 広和
'聖路加の研修ってどうですか?'
当院で研修を始めて以来、よくそのように聞かれます。非常に漠然とした質問であり、いつも返答に苦慮しますが、おそらくこのサイトをご覧の皆さんも同じような純粋な疑問を抱きながらこの文章を読まれているのではないでしょうか。
'熱意、責任'
今私が考える当院での臨床研修のキーワードです。
当院では研修医も指導医も皆熱意に満ち溢れています。
研修医は皆、少しでも多くのことを吸収しよう、自らの力量を少しでも向上させようと熱い気持ちを持って研修を行っています。指導医は研修医の教育のためには苦労を惜しみません。どんなに忙しくても質問をすれば足をとめて答えて頂けるし、また昼食時の教育カンファレンス以外にも病棟などでも適宜熱いミニレクチャーが開催されます。とある指導医の先生は当院のことを'真の教育病院'と表現されていましたし、私もまさにそのように感じます。
また当院では皆、責任感を持って研修にあたっています。
'熱がでました''眠れないと言っています'といったレポートから'血圧が突然低下しました''SpO2が測れません'といった緊急を要するレポートまで全て最初にコールを受けるのは1年次研修医です。2年次研修医は自らの患者を担当する以外に1年次研修医のサポートを行い、卒後3年目の途中からは病棟長としてその病棟全ての患者の管理に責任を持つようになります。もちろん、上級医のサポートが得られず路頭に迷う、などといったことは一切起こりませんが、嫌がうえでも医師としての研修を始めた当初から責任感を持って医療にあたるようになることは、当院の研修の大きな特徴であると思います。
皆さんが初期研修に何を求めるかは人それぞれでしょう。ただ、その全てを完璧に満たすような研修病院を探すことは不可能だと思います。当院の研修に関してもそれは同様であり、全てにおいて恵まれている訳ではありません。研修はハードで、体力的にきつい時もあり、決して給料の高い病院でもないと思います。それでも、上記のように熱意と責任感を持って研修にあたれば、それに見合った、あるいはそれ以上に得るものが必ずある、それが当院の研修です。
皆さん、是非熱意と責任感を持って、私たち一緒に仕事をしませんか?
熱い気持ちを持った皆さんと一緒に仕事が出来ることを心から楽しみにしています。
J2(外科系プログラム) 谷津 璃恵
「吐血です!血圧50mmHgです!」「SpO2 70%です!」「HR150です。」
こんな場面に出くわした時、電話口で言われた時、すぐ何をすればいいか思い浮かびますか? 一瞬で指示が出せて、自信をもって患者さんを助けることができますか?
私が医師になってまず何が辛かったかというと、学生時代に得た知識とそれを活かして働くことが直結しなかった、ということです。疾患についての知識はある程度あっても、患者さんを目の前にしてどの順序で何をすればいいのかわからない。バイタルが崩れている時は特に、何を使って、どのようにワークアップして、どこまで行ってから先輩に相談するのか。働くということ、医師としてみられることは、非常に責任が重く、世の中の働く人全員を心から尊敬するようになりました。
当院の教育システムの素晴らしい点は、そのような一人ではなかなか学べないことを、効率よく体得させてくれる点です。自分で本を読んで調べることはとても大切ですが、忙しい毎日の中ではなかなか思うようにいきません。病棟では自分と殆ど学年の変わらないお兄さん・お姉さんの先生が病棟長であり、業務の流れの中で知識を「ぐぐっ」と詰め込んでくれ、自分では全く気付かなかったポイントも的確に指摘してくれます。また、後輩は全員優秀で、下からの突き上げられるような質問も私を大きく成長させてくれます。事あるごとにコ・メディカルの方が貴重な時間を研修医のために割いて、積極的に教えてくださるのも非常に有難いです。
外科では、指導医が毎週チャートやサマリーの書き方、治療方針などをディスカッション形式で教えてくださったり、また積極的にオペの資料をもらえたりと、短時間で外科医の世界に引っ張り上げてくださいました。眠い真夜中に緊急オペで呼ばれても、やる気とテンションが上がる外科が当院にはあります。
また何より私を医師として育ててくださっているのは、患者さんから寄せられる信頼と期待です。まだまだ経験の浅い私が、患者さんお一人お一人の人生の重要な場面に参加させていただいています。メディカルに切磋琢磨するのと同時に、身一つでも自分に何ができるのかを同期と一緒に考えながら、寝て起きて、起きて、起きて、を繰り返す幸せな毎日です。
是非、当院に来て、大好きな同期、憧れの先輩、できすぎてちょっと怖い後輩、をいっぱい見つけてほしいと思います。特に外科は大好きになってしまう先生ばかりです。
J2(小児科プログラム) 石田 悠志
私は、初期研修病院を決定するにあたり、症例数とフィードバックの2点を重視して選びました。この2点において当院はかなり充実した研修施設であると考えています。病棟では時に20人近い患者さんを受け持ち、救急外来では東京都で最多の救急車受け入れ台数に暴露され、1次から3次の混在した診療を経験できます。忙しい中でも各専門科のスタッフからフィードバックを受ける機会も多く、「教育病院」としての当院の伝統を日々感じています。直接話したことのない様な上級指導医から突然褒められたり、サマリーの改善すべき点に関して時間を割いて丁寧に指導していただいたり、忙しいとつい目の前の仕事をこなすだけになりがちですが、周囲から見られているという事は医療行為の客観性の担保という意味でも大切だと思います。
身近な目標に事欠かないのも当院の特徴です。例えば内科病棟では1年次研修医がプライマリ、2から3年次がその指導を含めた病棟の中核として機能し、3から4年次で病棟長、4から5年次には一部がチーフレジデント、と学年ごとの役割があります。他の科も概して卒後5年目くらいまでが中心となり病棟の管理を行います。学年の近い、身近な存在が目標となることは毎日の研修のこれ以上ないモチベーションとなっています。
小児科は救急外来も含め一般小児疾患を多く経験できます。入院患者については腫瘍系、特に血液腫瘍の患児が多いのも特色です。長期間入院する患児とその家族のトータルケアについて考える機会は多く、小児科医を目指す者として非常に大切な事を学んでいると感じています。現在、私は小児科の救急外来を担当していますが、基本的には単独診療を行っています。早くから研修医に責任を持たせるのは当院の特徴でありプレッシャーも大きいですが、一方で相談できる先輩医師は近くにいるし、診療内容は翌日必ずチェックされるので安全性は担保されています。将来は小児血液腫瘍を専門にしたいと考えていますが、今は一般小児の面白さ、奥深さにも魅了されています。NICUの規模も大きく、各分野の専門のスタッフに指導してもらえるので幅広い診療能力がつくと思います。
私は大学時代、部活中心の生活を送り5年生の時までは地元で就職しようと考えていたのですが、その年の夏に当院に見学に来て、自分に近い学年の若手が医療の中心になって活躍している姿に感銘を受けました。忙しく大変な面もありますが、素晴らしい同期と共に日々充実した研修を送っています。是非一度見学にいらして下さい。
J2(産婦人科プログラム) 岩瀬 純
「妊婦さんの表情が輝いている」、「スタッフの方々全員が妊婦さんのために という気持ちが強い」。私が当院産婦人科の実習に参加したときに感じたことでした。実習でどんな難解な質問がくるのだろうと内心びくびくしていた自分に、スタッフの方は「なるべく妊婦さんのそばにいてあげて下さい。本人さんはとても不安なことだらけなのですから」と話されました。当然知識は必要で学習していくことは必須です。しかしそれ以前に妊婦さんを中心に考え、何かできることはないか・助けられることはないか、ということを常に考えているのが当院産婦人科の素晴らしい点だと感じ、そこに重きを置くことで本当の妊婦さん中心の診療ができるのだ、と思いました。そのような病院で研修したいと以前から考えていたため、当院の門を叩きました。
1年次に産婦人科の研修を受けましたが、当院産婦人科の特徴は5つあると思います。①スタッフとの距離が近く、質問・悩みの相談がすぐにできる、②1年次研修医でもやる気さえあれば、診療・治療にチームの一員として参加でき、細やかなアドバイスをもらえる、③スタッフ間でのコミュニケーションが大変円滑である、④助産師さん・看護師さんからのアドバイスが的確である、⑤妊婦さんを中心とした本物のチーム医療を実践している、以上の5点です。特に、⑤は字で記せば簡単ですが、当院には既にその土壌ができています。一度実習にお越しいただければ直接肌で感じることができると確信しています。
産婦人科医療に関する知識・技量についてですが、部長の百枝を始め、20名の経験豊富な先生方が的確な指導をしてくださいます。自分のやる気さえあればとことん指導してくださいます。質問して嫌な顔をなさる先生はいらっしゃいません。実際に昨年産科研修中には分娩の経過・進行をモデルを使って上級医にプレゼンテーションし、20例の分娩介助を経験させていただき、上級医指導のもとで、自分が中心となり分娩介助を行いました。介助後は改善点・良かった点をすぐにフィードバックしてくださり、大変勉強になりました。他にも医長の先生も参加し行われる論文勉強会、小児科との合同カンファレンスなど密度の濃い研修を受けることができます。
また当院では産婦人科だけでなく、内科をはじめとする充実した研修を送ることができ、教科書やマニュアル本も当院から発行されているものが多数あります。実際に研修すると、著者の先生方に直接質問でき大変勉強になります。
産婦人科だけでなく、内科を始めGeneralに診察できる医師になりたいと思っている学生さんがいらっしゃいましたらぜひ当院へ実習に来てください。1週間という実習期間を通じて当院の良さを感じて頂けると思います。
私を含め、当院のすべての先生方はやる気のある皆さんと共に働けることを心待ちにしています。
J2(歯科臨床研修プログラム) 柄澤 遥子
当院の口腔外科では2年間の研修期間が義務付けられています。通常の歯科初期研修では1年間のところがほとんどですが、当院では1年目は口腔外科での研修が中心となり2年目になると救急部や麻酔科をローテーションします。口腔外科では外来と病棟での業務があります。レジデントは1年目・2年目が各1人のため、仕事に追われる時期もありますが、患者さんと接する機会も多く、また手技を経験する頻度も多いなど良い点がたくさんあります。
また総合病院であるため、全身疾患をもたれた患者さんも多く、治療の際に全身の管理が必要になる場面が多々あります。当院は他科との連携が非常に取りやすい環境が整っていて、疑問点や相談したい事などをスムーズに解決できます。勉強会も自主的に参加でき、また周囲の先生方は優しくいろいろなことを教えて下さるので日々学ぶ事も多いです。
2年間の研修は非常に内容が濃く、将来どのような方向に進む事になっても聖路加で経験したことは自分の励みとなると思います。同期には身近で頼りになる医科のレジデントの皆がいて、その中で研修できたことも貴重な財産となりました。
いろいろと大変な面もありますが、それ以上に充実した2年間を過ごすことができます。
海外留学経験者として 腎臓内科 副医長 長浜 正彦
医師の初期研修で最も重要なことは、医学的な知識や技術を習得することではなく、臨床医としてのロールモデルを見つけることだと思います。敢えて言うならば、初期研修で習得すべき医学的知識や技術などは本やネットで独学できますし、それら「最新の医学知識」は日進月歩のこの世界では5年も経てば時代遅れとなります。だから研修先を選ぶ基準は、カンファレンスや教育システムが充実しているかどうかではなく、「自分もこういう医者になりたい!」と思えるドクターが身近にいる施設かどうかだと私は思います。
私は当院で研修を受けた後に渡米し、レジデンシー、フェローシップを修了して7年振りに当院に戻ってきました。私が研修医のころには「自分もこうなりたい」と思う先輩ドクターはたくさんおり、彼らを見て学んだことは多く、今でもそれらが医師としての自分の根幹にあります。
「医学」という学問は科学なので、医学の多くの部分は理論で解明・解釈されるべきだと私は思っています。しかし、これが社会や文化と深く関わる「人」を対象とした「医療」となると、一転して科学だけでは解決できなくなります。だから、「医師」と「患者」の関係も、最終的には「人」と「人」の関係になります。
私が関わっている腎臓移植は、現時点では末期腎不全のベストな治療ですが、所詮は他人の臓器に頼る、いわば他力本願の医療です。特に生体腎移植のドナーについては、片腎になっても健康被害が及ばないことを術前に十分精査した上で行う医療とはいえ、全くの健康人に傷をつけて腎臓を提供していただくという点で、非常に特殊な医療です。私がドナーの心中を察しきることはできませんが、おそらくは家族のために「命を懸けて」手術を受けるのだと想像します。そんな気高い、私よりも年上のドナーと対峙するとき、私は「医師」としてではなく、「人」として彼らと向き合います。彼らの「命を懸けた」行為と同じ土俵に立つためには、私はこれまでの自分の人生や哲学、そして移植医療に臨む自分の覚悟が全て問われるような気がしてなりません。
研修医時代、「人」として患者さんに向かうように育ててくれた当院と、当院の諸先輩方に感謝しています。
(2011.7)